【2026.4.10】第2例会

会長挨拶【会長 松本 毅】

 皆さんのお宅には、季節ごとに決まった行事はおありでしょうか。我が家の春の風物詩といえば、筍掘りです。山にはさまざまな種類の竹があり、最初に出るのがモウソウチク、遅れて出るのがマダケです。マダケは大きく伸びすぎると見栄えが悪くなるため、穂先だけを切り取って整えています。
 筍はだいたい百個ほど掘りますが、今年は豊作の年にあたり、嗅覚に優れたイノシシとの競争になっています。イノシシは地面に出る前に掘り当てて食べてしまうため、なかなか手ごわい相手です。山から筍を抱えて降りてくるのはなかなかの重労働で、十個・二十個ともなるとかなりの量になります。掘ってきた筍は、自宅まで約一時間ほどですので、最短一時間で鍋に入れることができます。家に帰るとすぐに妻と二人で皮をむいてゆで上げます。
 掘りたてをすぐにゆでた筍は、柔らかくて格別の美味しさです。子供の頃は親父に連れられての筍掘りが嫌でたまりませんでしたが、大人になった今、同じことを繰り返している自分に気づきます。「蛙の子は蛙」とはまさにこのことだと、苦笑いしているところです。

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