会長挨拶【会長 松本 毅】

秋も深まり、紅葉の便りが各地から聞かれるようになりました。
先日、テレビで北海道の観光特集を見ていた際、懐かしい「カニ族」という言葉が出てきました。1960~70 年代に、大きなリュックを背負って鉄道で長期旅行をしていた若者たちのことで、横向きで改札を通る姿がカニのようだったことからそう呼ばれたそうです。その後、1980 年代にはオートバイブームが起こり、北海道をバイクで旅する若者たちは「ミツバチ族」と呼ばれるようになりました。実は私も学生時代、バイクで日本一周をし、北海道では最北端の礼文島まで 3 週間野宿しながら旅をしました。未舗装の道路や通行止めに苦労しましたが、果てしなく続く道と初めて見た地平線の美しさは今でも忘れられません。旅の思い出は尽きませんが、この続きはまたの機会に。
◆塩野会員

私が心がけていることは二つあります。第一に、日々の仕事や会合で出会う方々について「この方をお誘いしたらどうだろう」と常に意識することです。すでにどこかの団体に所属していないかなども、会話の中でさりげなくうかがいます。第二に、忘れないためのメモです。お会いした直後に、手帳へお名前だけでも書き留めます。1〜2 か月ほど置いて、その方がフリーであれば夕食にお誘いし、1 対 1 でロータリーがどのようなクラブかをお話しします。昔は会員拡大支援金がなく、すべて自腹でしたので基本は 1 対 1 が多かったのですが、実はこれがよかった。食事に来てくださるということは、多少なりとも関心があるということだからです。体感では、5 人にお話しすれば 4 人はご入会いただけます。ぜひ皆さまも「まずは 1 対 1 で丁寧に」を心がけてみてください。
◆原田会員

過去 25 年間で 85 名が退会されています。つまり、増強を怠れば会員数の維持はできないということです。実際、30〜40 名規模のクラブが多いのが現状であり、入会しても辞めていく方が一定数いるという前提に立ち、多くの推薦を行うことが大切だと感じています。そのためには、まず「データ」が必要です。JCや YEG など各種名簿を集め、少人数のメンバーでブレーンストーミングを行い「これは私が担当する」「こちらはあなたが」と役割を分担します。私はいつも「無理でも 100 人リストアップしてください」とお願いしています。難しいですが、知恵を絞ることで見落としていた人材が見えてきます。担当と責任者を決め、情報を整理し、記録を忘れないことが重要です。また、勧誘には「自分の言葉」が欠かせません。楽しく例会に参加していること、奉仕活動に取り組んでいることなど、自分がロータリーで何をしているのかを、自分の言葉で語れるようにしておきましょう。最後に、私の“決めゼリフ”で締めくくります。にこっと笑って握手して、「入会おめでとう」。ぜひ皆さんも、積極的に新しい仲間づくりに取り組んでください。
