会長挨拶【会長 松本 毅】

先日の高瀬川クリーン作戦では、多くのメンバーの皆さまにご参加いただき、天候にも恵まれて無事に終えることができました。子どもたちも一緒に楽しく清掃ができ、良い一日になったと思います。
私は高瀬川のそば、今市町北本町で生まれ育ちました。子どものころは川に入って魚を捕ったり、船を作って浮かべたりして遊んでいました。妙蓮寺北側の二京橋の下を肝試しでくぐり、近所のおじさんに叱られたこともあります。また、隣の家の柿の木に登って怒られたこともありましたが、後で母から「枝が折れて危ないから叱られたんだよ」と聞かされ、子どもを思っての注意だったと分かりました。
昔の大人は怖かったですが、その中に温かさがありました。今回のクリーン作戦を通して、子どもの頃の高瀬川での思い出を懐かしく思い出しました。
◆原田委員長

ロータリーには「ロータリー財団委員会」という組織があります。財団は RI に属する唯一の財団であり、RI の中の正式な機関として定義されています。運営は「ロータリー財団管理委員会」によって行われています。
現在のロータリー財団の準資産は約 11 億 5,000 万ドル(約 1,580 億円)にのぼり、年間収入は約 3 億 6,000 万ドル(約 550 億円)です。これは RI 本体の財務規模を上回っており、財団がいかに大きな組織に成長したかがわかります。
財団の設立は 1917 年。当時の RI 会長であり「財団の父」と呼ばれるアーチ・クランフ氏が「世界でよいことをするための基金を設立しよう」と提案したのが始まりです。最初に寄せられた基金はわずか 26 ドル 50 セント(当時の日本円で約 3,000 円)。しかし、これが今日の世界的な慈善基金の礎となりました。1928 年には「ロータリー財団」と正式に名称を改めています。
1947 年には、初めての奨学プログラムが始まりました。国際理解を深める目的で、海外の大学院に留学する学生を支援するもので、日本からは緒方貞子さん(後の国連難民高等弁務官)もこの奨学金を受けて渡米されました。彼女の難民救済活動は、ロータリー精神の象徴ともいえるものです。
1965 年にはクラブや地区のプロジェクトを支援する「マッチング・グラント」が創設され、1979 年にはポリオ根絶の取り組みがスタートしました。フィリピンで 600 万人の子どもにワクチンを接種したのが最初です。現在ではパキスタンとアフガニスタンの 2 国にまで症例が減少し、WHO の定義による「3 年間ゼロ」達成を目指して活動が続けられています。
1985 年には「ポリオ・プラス・プログラム」が始まり、ポリオに加えて他の感染症対策にも応用されています。
1999 年には「ロータリー平和センター・プログラム」、2013 年以降は災害援助や大規模プログラムへの補助金制度など、活動の幅がさらに広がっています。こうした取り組みは目立たない部分も多いですが、私たちの会費の一部は確実にこうした国際的な奉仕活動に役立っています。
当クラブでも長年、地区内でも上位に入る寄付額を維持しており、ここ 5 年間は 2690 地区の中でも 1 位または 2位の実績を誇っています。
また、25 万ドル(約 4,000 万円)を寄付すると「アーチ・クランフ・ソサエティ」の称号が授与されます。県内でも数名の方が認定を受けておられます。円安で負担も大きくなりましたが、多くのロータリアンが志をもって支援を続けておられます。
私たちのクラブでも「ポリオプラス」への継続寄付や、「米山記念奨学会」などへの支援を行っております。毎年 100米ドル(或いはそれ以上)の寄付を続けると授与されるポリオプラス・ソサエティのバッジも、現在クラブ内で 5 名ほどが着用されています。ぜひこの輪を広げていきたいと思います。
最後に改めてお願いです。本日配布しているオレンジ色の封筒をご確認のうえ、ぜひご協力をお願いいたします。
以上、ロータリー財団のご説明とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
